小下段からのチョイ突き

大上段に構えて書こうとしたら、ちっとも書けないので、ゆる~く書き始めました。

小説

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑱~「ベイカー街の女たちと幽霊少年団」~正直、安っぽい連続ドラマの脚本みたい('◇')ゞ

ミシェル・バークビィによるホームズ・パスティーシュ第二弾です。 1作目同様ハドソン夫人が主人公で、メアリー・ワトソンと共に大活躍します、、、。でも、正直小説として、あるいは推理小説としてもイマイチ(;´Д`)、、、。ストーリー展開が陳腐で、文章表…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑰~「シャーロック・ホームズの息子」~私、スパイ小説も大好物なので(o^-')b グッ!

スパイ小説の人気作家、ブライアン・フリーマントルによるホームズ・パステーシュです(^▽^)/、、、 当然中身は推理小説ではなくスパイ小説です、、、、ネット上のコメントではその辺りを不満としている人も居るようですが、私はスパイ小説も大好物なので、非…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑯~「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」、、島田荘司はこういう設定が好きみたいです('◇')ゞ

タイトルからも判る通り、夏目漱石が登場します。 夏目漱石は1900年~1902年までロンドンに留学しています、、、そしてこの期間というのはホームズが諮問探偵として活躍した終盤の時期にあたります。漱石は留学中にクレイグ先生というシェイクスピア研究家に…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑮~「恐怖の研究」、、未発表原稿の謎をエラリー・クイーンは解き明かすことが出来るのでしょうかo(^-^)o

エラリー・クイーンによるホームズ・パスティーシュです(^▽^)/ 扱っているのはズバリ、「切り裂きジャック事件」。 切り裂きジャック事件は、1888年~1891年にかけてロンドンのホワイトチャペル地区で発生しており、これはホームズが探偵として活動していた…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑭~「シャーロック・ホームズの凱旋」、、森見登美彦ワールド全開です(^▽^)v

森見登美彦の新作小説です(^▽^)/ 本屋で見つけて、綺麗な装丁にも惹かれて買ってしまいました('◇')ゞ、、、森見登美彦好きですしね、、、普段はあまり単行本は買わないのですが、、、で、内容的には基本的には森見登美彦ワールドです、、、、 何と言っても舞…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑬~「シャーロック・ホームズとサセックスの海魔」~あとがきの後に出版社付記などと言うものがありますが('◇')ゞ

ジェームズ・ラヴグローヴによる 「クトゥルー・ケースブック」三部作の三作目、、、、、、、期待をしていたのですが、正直裏切られてしまいました、、、(;´Д`)、、、。前二作は結構良く出来ていて面白かったのですが、この三作目は同じ作家が書いたとは思…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑫~「ウェストエンドの恐怖」、、19世紀末のイギリス演劇界に詳しくなくてもOK、(^▽^)v

この「ホームズ・パスティーシュ」シリーズは、あまり深く考えずに書き始めたのですが、当初想像していたよりもずっと奥が深い('◇')ゞ、、、 ココ掘れワンワン('◇')ゞ、、掘れば掘る程、ザックザックと次から次へと出て来ます('◇')ゞ('◇')ゞ('◇')ゞ 、、、出…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑪~「ベイカー街の女たち」、、何とハドソン夫人が大活躍(;'∀')

ミシェル・バークビィという作家の長編デビュー作です。この作家さんの情報はあまりネット状にも見当たりませんが、長編デビュー作ながらコナン・ドイル財団公認のホームズ・パスティーシュと言う事なので、それなりに作家としてのキャリアはお持ちなのでな…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑩~「シャーロック・ホームズの事件簿 悪魔の取り立て」、、それにしてもホームズを痛めつけ過ぎ(;'∀')

ボニー・マクバードのホームズ・パスティーシュ第三弾です。アルファベット順に人を殺害する連続殺人事件と、フラン人無政府主義者によるテロ事件の両方が同時進行、、、。果たしてこの二つには関係があるのか、、、。新任のスコットランド・ヤードの警視総…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑨~「新シャーロック・ホームズの冒険 顔のない男たち」、、映画黎明期のお話( ̄‐ ̄)んー

ティム・メジャーのホームズ・パスティーシュ第二弾です。 今回の依頼人、エドワード・マイブリッジというのは実在する人物で、小説の内容通り「動く写真」を投影する「ズープラクシスコープ」という装置を発明した人物です。 映画の発明者としてはフランス…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑧~「シャーロック・ホームズの事件簿 眠らぬ亡霊」、、ハイランドの僻地には幽霊の一つや二つ出てもおかしくないかもです('◇')ゞ

ボニー・マクバードのホームズ・パスティーシュ第二弾です。前作はアクションがふんだんに盛り込まれた活劇的要素が濃かったですが、本作はその要素は抑え目で、より本格的なミステリー小説になっています。謎が謎を呼ぶ展開はさしものホームズにとっても一…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑦~「シャーロック・ホームズの事件簿 芸術家の血」、、日本ではマイナーな出版社から出ています(*'v`d)

著者はボニー・マクバードというアメリカの女流作家です。ハーパーBOOKSと言うマイナーな出版社から発行されています、、、。ですが、少し調べたら、この会社の親会社であるハーパー・コリンズというのは英語圏では五大出版社の一角そして数えられているらし…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑥~「シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪」、、、クトゥルー・ケースブック第2弾(´ε`*)

この物語は作者であるジェイムズ・ラヴグローヴが、遠い親戚の遺産として、ワトソン博士が書いたと思われる三束の古い原稿を受け取った、と言う形で語られます(その2作目)。即ち物語はワトソン自身が書いたものだが、それをラヴグローヴが出版するという入…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト⑤~「新シャーロック・ホームズの冒険」~表紙の絵はライトノベル風だけど結構本格的(^▽^)v

著者はティム・メジャーというイギリスの作家です。この本を含めて3作のホームズ・パスティーシュが年内に日本で出版予定だそうです、、、、 何気にホームズ・パスティーシュ本って流行って来ているのかも知れませんね('◇')ゞ この小説ではホームズはホーム…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト④~「モリアーティ」、、、ワトソンもホームズさえも登場しないパスティーシュ本(;'∀')

「絹の家」に続いてアンソニー・ホロヴィッツが著した二作目のホームズ・パスティーシュです。最初にお断りしておきますが、 この物語にはワトソンもホームズさえも登場しません(;'∀')(;'∀')、、、 ですが、流石アンソニー・ホロヴィッツ。作品としての完成…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト③~「シャーロック・ホームズとシャドウェルの影」、、、こんなのホームズではないとお怒りの方もいるかも知れませんが(;'∀')

この物語は作者であるジェイムズ・ラヴグローヴが、遠い親戚の遺産として、ワトソン博士が書いたと思われる三束の古い原稿を受け取った、と言う形で語られます。即ち物語はワトソン自身が書いたものだが、それをラヴグローヴが出版するという入れ子形式にな…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト②~「新しい十五匹のネズミのフライ」、、、これ、ワトソニアンは狂喜乱舞でしょう('◇')ゞ

日本の推理小説家、島田荘司によるシャーロック・ホームズのパスティーシュ本です。副題は「ジョン・H・ワトソンの冒険」となっており、その副題の通り、ワトソン博士が主人公で大活躍します。私は特段ワトソニアンという訳ではないですが、ワトソニアンの人…

ホームズのパスティーシュ本と音楽プレイリスト①~「絹の家」、、、私、シャーロキアンを名乗れるほどではないですが('◇')ゞ

ここのところシャーロック・ホームズのパスティーシュ本に結構ハマっています。 皆さん、もちろんシャーロック・ホームズはご存知ですよね。言うまでもなくコナン・ドイルが生み出した名探偵ですが、パスティーシュ本というのは、ホームズを主人公として、あ…

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う⑩~「タイタンの妖女」には古っぽいサウンドが似合うと思います('◇')ゞ

今回はカート・ヴォネガット著「タイタンの妖女」をご紹介。 ずっと読もうかなと思ってなかなか手が出ていなかった小説です。 爆笑問題の太田光の愛読書として有名ですね。あまり深く考えずに楽しんで読めば良い小説、だとは思います。ただ、なぜ作者はこん…

TSUTAUYA店舗でDVDを借りる時代は過去に(その17)~皆さん、デニス・ルへインと言う作家は知っていますか?~誘拐に関する映画3選(´-`) ンー

突然ですが、皆さん、デニス・ルへインと言う作家は知っていますか? 結構有名な小説家ですし、特に映画好きな人であれば知っている人も少なくないと思います、、、「ミスティック・リバー」「ゴーン・ベイビー・ゴーン」「シャッターアイランド」「夜に生き…

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う⑨~「7人のイヴ」と2020年2月のプレイリスト(´∀`)ノ'`

カレーライスには福神漬けが合う うな重には奈良漬けが合う イタリアンにはワイン、ドイツ料理にはビールが合う と言うように SF小説にはプログレッシブ・ロックが良く合うのです(;^_^)v 何のこっちゃと思うかも知れませんが、分かってくれる人だけ分かって…

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う⑧~「月は無慈悲な夜の女王」と「プロローグ」、今やどちらも古典的名作と思う( ´∀`)b

「月は無慈悲な夜の女王」は1965年から1966年にかけて雑誌に掲載されたロバート.A.ハインラインのSF小説で、1967年のヒューゴ賞長編小説部門を受賞しています。 私はだいぶ前に読んだ気もしますが、部屋にまだ文庫本があるので、それほど昔という訳でも無い…

「スパイ小説の一部もハードボイルドだと思う」(・'v`・)と思いながら聞いているプレイリスト③

今回もジョン・ル・カレです。 ル・カレの代表作とも言える 「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」 何じゃ偉そうにいろいろ書いておいて、まだ読んで無かったんかーいヽ(`Д´)ノ、、と言われれば、はい、その通り、、、お恥ずかしながら、、、です。 …

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う⑦~夏におススメの1冊&1枚!(^▽^)/

毎日暑いですね(;'∀') ドイツではシエスタ(午睡)を導入しようという意見があるようです。ドイツの「暑い」は日本に比べれば、どって事ないんですけどね。湿度が低いから木陰に入れば涼しいですし、、、。でもそもそも家や事務所にエアコンが無かったりする…

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う⑥~昔大好きだったKANSASの2016年のアルバムとSF小説二編(^▽^)

KANSAS と言うのは1970年代後半を中心に活躍した、所謂アメリカン・ハード・プログレのバンドですね。知っている人は知っている。少なくとも私と同世代の男子は好きな人も少なくなかったハズ、、、('◇')ゞ でも長いこと鳴かず飛ばずで私もとっくに解散・消滅…

「スパイ小説の一部もハードボイルドだと思う」(・'v`・)と思いながら聞いているプレイリスト②

2023年6月30日 ジョン・ル・カレの遺作「シルバービュー荘にて」を読みました。 前作の「スパイは今も謀略の地に」がハードボイルド度90%だとしたら、こちらはハードボイルド度は20~30%くらいでしょうか? そもそも主人公がスパイですらない、、、、、('◇…

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う⑤~「オベリスクの門」「輝石の空」~女性ヴォーカル・プログレのディープな世界

N.K.ジェミシンの(破壊された地球)三部作の2作目「オベリスクの門」と3作目「輝石の空」を読み終えました。 感想としては、、やっぱりSFと言うよりはファンタジー小説ですね。しかもちょっとホラー要素が入っている。SFホラーと言うかファンタジーホラー、…

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う④~「第五の季節」、これはSFと言うよりはファンタジー小説に近いです(;'∀')

このシリーズはまだ続けるのか、、って? はい。続けます。 カレーライスには福神漬けが合う うな重には奈良漬けが合う イタリアンにはワイン、ドイツ料理にはビールが合う と言うように SF小説にはプログレッシブ・ロックが良く合うのです(;^_^)v 5月に入…

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う③~CDから曲を取り込んで無事プレイリスト完成(^▽^)v、、ですが、、、。

小説「三体」とプログレッシブ・ロックのプレイリストはもう飽きたでしょうか?('◇')ゞ え、最初から興味無い? そう言わんと、付き合って下さいな\(^_^=^_^)/ カレーライスには福神漬けが合う うな重には奈良漬けが合う イタリアンにはワイン、ドイツ料理…

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う②~音楽CDを取り込もうとしているが、上手く行きません(;´Д`)(;´Д`)

2023年4月29日 Apple MusicからもiTunesからも無くなっている曲があるので、CDを買い、更に外付け DVDドライブを買ってCDの音楽をパソコンに取り込もうとしていますが、 なかなか思ったように上手く行きません(;´Д`)(;´Д`) ほとほと疲れたので一旦諦めて、…