森見登美彦の新作小説です(^▽^)/
本屋で見つけて、綺麗な装丁にも惹かれて買ってしまいました('◇')ゞ、、、森見登美彦好きですしね、、、普段はあまり単行本は買わないのですが、、、で、内容的には基本的には森見登美彦ワールドです、、、、
何と言っても舞台がロンドンではなく、京都('◇')ゞ、、、
但し「ヴィクトリア朝京都」と言う街で、住んでいるのは皆イギリス人、、、、、、、ホームズは寺町通り221Bに住んでいます、、、('◇')ゞ、、、と書くとまともなシャーロキアンからは敬遠されそうな感じもありますが、私はとても面白かったです(^▽^)/
森見登美彦の作品はだいたいそうですが、京都を舞台にしているので、私の週末の生活圏とほぼ重なって来るのですね。そこでホームズやワトソンが活躍する訳ですからワクワクします。
この物語の中ではホームズは極端なスランプに陥っているのですが、何故彼がスランプに陥っているのか、、、また何故ロンドンではなく京都なのか、、、ホームズとワトソンはこれらのミステリーに挑んでいくことになります。
1.時期
この小説の時期は明確ではないですが、ある年の10月下旬から始まります。恐らくは、ワトソンとメアリーが結婚して一緒に暮らしているので1891年~1894年のどこかであると思われます。
2.登場人物
・ジョン・H・ワトソン:登場。ワトソンは下鴨に医院を開業しています。
・マイクロフト・ホームズ:登場しない。
・メアリー・モースタン(メアリー・ワトソン):登場。メアリーはワトソンと幸せな生活を送っています。
・レストレイド警部:登場。レストレイド警部もホームズ同様大スランプに陥っています、、、元々スランプ気味だったかも知れませんが、、、。
・ジェームズ・モリアーティ:登場。何とワトソンが居なくなって空き部屋となっていた221Bの3階に引っ越して来ます('◇')ゞ、、この他アイリーン・アドラーも登場、、、アイリーンアドラーは何と221Bの向かいに引っ越して来ます('◇')ゞ('◇')ゞ、、、。
この他驚きの展開が次から次へと起こりますが、ホームズのスランプと、それに関わる謎は深まるばかり、、、、、、。そしてホームズはついに探偵業を引退する事になります、、、実際にホームズの作者であるコナン・ドイルは「最後の事件」で、ホームズを引退させようと考えていたという事ですしね、、、本格ミステリーを期待する人には向きませんが、最後まで息をつかせぬ展開で、私は横浜行きの新幹線の中で完読してしまいました(^▽^)v
では、こちらはオマケですが「シャーロック・ホームズの凱旋」を読みながら聴いていたプレイリストです。もし興味があったら聴いてみて下さい。
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ではでは。
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