タイトルが「go」、即ち日本語では「ゴ」で終わる映画には傑作が多いように思います。
古くは「ドクトル・ジバゴ」とか、それ程古くは無いですが「ファンダンゴ」なんてのもありましたね。
今回はそんな私の好きな「go」で終わる映画を紹介します(d ̄▽ ̄)ノ
今回もストーリーとかはネタバレになるので書きません。
順位は唯我独尊で勝手に決めました、、、。
でも、どれも好きな映画なので順位付けは結構悩みました、、、。2位と3位は私の中では同じくらいかな('◇')ゞ
第三位:ファーゴ(Fargo) (1996年)
コメディに分類されるらしいが、内容は全くコメディではない。但し冒頭“これは実話に基づいた話であり、登場人物名以外は実際に起きた事に忠実に従っている”等と言う説明があるが、実際はこれは全くの嘘で完全なフィクション。(エンドロールでそれが明かされているが、これがまた全く目立たない、、、(;'∀'))。と言う事で実話に基づいたストーリーで感動を呼び起こすという映画のパロディのつもりではあるようです。
監督はジョエルとイーサンのコーエン兄弟。
映画中に登場するポール・バニヤンと言うのはアメリカではホラ話の象徴らしい。マイク・ヤナギダが出て来るくだりについては何故このような場面を入れたのか良く判らない、、、('◇')ゞ('◇')ゞ、、、本当っぽい嘘の話の中の本当っぽい嘘の話、と言う位置づけなのか、、、。尚、2001年にこの映画を見た日本人女性が冒頭のテロップからこの物語を実話だと信じ込んでしまった結果、ノースダコタ州ファーゴの東60㎞の地点で凍死してしまったという事件があったりします、、、が、これも実際には地元警察の勘違いであったという事が分かっています、、、どこまでもフェイクがつきまとう感じですね、、この映画('◇')ゞ
第ニ位:ジャンゴ(Django) (2012年)
タランティーノ監督作品です。南北戦争前のアメリカ南部で元歯医者のドイツ人が賞金稼ぎをやっており、その相棒に黒人奴隷がなると言う、あり得ない設定。あり得ない設定ながら全く違和感無くむしろ本当にあった話なのではないかと錯覚してしまうのは、やはりタランティーノ監督の凄いところなのでしょう(^▽^)
オスカーはドイツ人歯医者を演じたクリストフ・ヴォルツが助演男優賞で獲りましたがキャンディという悪役を演じたレオナルド・デカプリオもかなりいい味出しています。まあ、タランティーノの映画らしく暴力シーンも結構エグイので子供向きではないでしょうね。
正確には原題は「Django Unchained」なのですが、その辺りは良いことにしましょうよ('◇')ゞ
第一位:アルゴ(Argo) (2012年)
これは他二作と違って、一応事実に基づいた映画です。1979年から1980年にかけて発生した在イランアメリカ大使館人質事件を題材としていますが、こんな面白い映画が事実に基づいた映画であると言うところが先ず凄い。
事実は映画より奇なり、か。もちろん映画として面白くする為とか進行をスムーズにする為とかで事実とは異なる脚色の部分も少なからずありますが、それは映画の価値を低めるものでも無ければ、もちろん事実の方の価値を低めるものでも無いですよね。
監督はベン・アフレック。第85回アカデミー賞作品賞を受賞しています。
ベン・アフレックは主演もしています。
「Argo Fucking Stuff」と言う合言葉、使ってみたくなりますね~('◇')ゞ
ちなみに私はイランにも何度か出張で行ったことがあります。奥さんとお見合いして付き合い始めたころですね、、、。今はどうか知りませんが、当時はホテルから日本に電話を掛けるのも予約しなければ出来ない(多分盗聴されていた)なんて時代のことです(;´Д`)、、、奥さんが中々つかまらず、困ったなあ、と思ったことを今でも覚えています。
この映画、イランの現代史について偏り無く公正に見ているところも良いですね。
今回の3作品はどれも大好きな映画です。結構有名作なので観たことがある人も多いでしょうが、まだ観ていない人は是非観てみて下さい。お薦めです。
ついでのついでにイラン出張に関係した体験談をもう一つ、、、。私は既に結婚していましたが、2週間ほど出張に出ていました。その間に会社でアシスタントをやってくれていた女性がはやり婚約をしたというニュースを聞いていたのです、、、。で、帰って来て事務所に出てすぐ、その女性に対して「おめでとうございます」と言ったら、となりで同僚(後輩)が焦った顔して、しぐさで「ダメダメ」っと、、、。。なんと出張の間に「婚約破棄」になっていたらしい(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)
いろんな事があります、、、。
ではでは。
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