小下段からのチョイ突き

大上段に構えて書こうとしたら、ちっとも書けないので、ゆる~く書き始めました。

SF小説にプログレッシブ・ロックは良く似合う⑨~「7人のイヴ」と2020年2月のプレイリスト(´∀`)ノ'`

カレーライスには福神漬けが合う

うな重には奈良漬けが合う

イタリアンにはワイン、ドイツ料理にはビールが合う

と言うように

SF小説にはプログレッシブ・ロックが良く合うのです(;^_^)v 

何のこっちゃと思うかも知れませんが、分かってくれる人だけ分かってくれれば、それで良いです('◇')ゞ

 

今回紹介する小説はニール・スティーヴンスン著「七人のイブ」です。

文庫本の帯に「ビル・ゲイツオバマ大統領も絶賛」とあるので気になって本屋で手に取りました('◇')ゞ

ストーリーとしては、ある日突然月が七つに割れて、それが衝突を繰り返して多数の岩塊となり、地球に降り注ぐというもの、、、(;´Д`)、、、作者のニール・スティーヴンスンは地理学と物理学の学士号を持っていて、航空宇宙企業のブルー・オリジンで働いていた事があり、その時にこのストーリーを思いついたそうです。なので、科学的見地も含めて、特に前半はかなり描写や説明が細かい、、、。素人がついて行けない程ではもちろん無いですが、、第一部、第二部と物語の進行ペースは結構スローな感じです。なので読む方のペースも結構スローになる、、、('◇')ゞ、、、第三部、いきなり物語が5000年後の世界に跳んでから、俄然ストーリー展開が早くなり、読む方も一気に読めるようになる、、、。全体の配分から言えば、まあ、第四コーナーを廻ってからラストスパートと言う感じでしょうか?、、、、ジェット・コースター効果という感じもありますが、それにしては登りが長い、、、。でもその間も様々なストーリーが詰め込まれているので、飽きる事無く読めます(^▽^)/、、、。

時間をかけてじっくり読む覚悟が必要ですが、お薦めの一冊です。

 

ところで、この小説でもそうですが、アメリカ人というのは不思議とロシア人に対して親近感を持っていたりすると感じます、、、。まあ、実際にウクライナ侵攻が始まるまでは特に宇宙開発に関しては米ロは協力関係にあった訳なので、その点では不思議にはあたらないかも知れませんが、それ以上にかつて世界を二分して勢力を競い合ったライバルと言う感情(感傷)があるような気はします。

 

さて、音楽の方ですが、今回は2020年2月のプレイリスト、、、この小説を読んでいたころに聞いていたプレイリストを一部再編集したものをご紹介。

小説に合わせて前半はスローなペースで後半スピードアップする構成です(^▽^)/

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1曲目、Anderson Bruford Wakeman Howの曲、、、よくもまあ、これだけ全員の名前を並べたなあ、と感心しますが、プログレ・ファンなら全員ぱっと聞いてわかりますよね(^▽^)/、、基本はかつてのイエスのメンバーが集まった感じで、このバンドもイエスと名乗るつもりだったようですが、残りのメンバーと折り合いがつかなかったらしい。

2曲目、ジョン・アンダーソンと「炎のランナー」「ブレードランナー」のテーマ曲等で知られるヴァンゲリスが組んだ曲です。実はずっとずっと前に深夜ラジオで聞いて気になっていた曲なのですが、長い事見つける事が出来なかった曲です。ヴォーカルはジョン・アンダーソンの声だと思うのに、イエスのアルバムとかには入っていないし。実は最初はアップルミュージックではなく、スポティファイで偶然見つけました('◇')ゞ、昔々の曲がこうやって見つけれるとは、良い時代になったものです。

5曲目、ムーディー・ブルースの名曲「サテンの夜」によく似たメロディー、サウンド、歌詞で作られたその名も「Poorman’s Moody Blues」と言う曲。この曲はある記者からバンドを「貧乏人のムーディー・ブルースだ」と批評された事に反発してBarclay James Harvestが作ったらしいです('◇')ゞ

7曲目、フィッシュというのはマリリオンの一代目のボーカリストです。この曲は元のプレイリストに別の曲が入っていたのを入れ替えました。

8曲目、Pattern Seeking Animalsと言うバンドの曲です。これも入れ替えた曲。元プレイリストに入っていたのはプログレ曲じゃなかったので('◇')ゞ、、、小説の5000年後の地球のイメージに合う感じがします、、(完全に個人の感想ですが、、、)

9曲目、Wishing Treeというのはマリリオンのギタリストであるスティーヴ・ロザリーと当時学生だったハンナ・ストパートという女性ボーカリストによるユニットです。

11曲目、これも元のプレイリストから追加した曲です。映画とかだったら一つ前のジョン&ヴァンゲリスの曲でエンディング、、、と言う方が普通かも知れませんが、まあ、結構好きですし、この曲('◇')ゞ、、、小説のやや意外な展開ながら、明るい未来を予想させるエンディングにも合っているような気がします、、、(完全に個人の感想ですが、、、)

全曲紹介は敢えてしていませんが、それでも今回もプログレの方はオタク丸出しの内容でスミマセン('◇')ゞ

 

「七人のイヴ」も映画化の話があったようですが、、、、その後進展が無いようです。一本の映画に纏めるのは難しい内容のような気は、確かにしますね。

では、今回もいつもの雄たけびで締めます。

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ではでは。