「月は無慈悲な夜の女王」は1965年から1966年にかけて雑誌に掲載されたロバート.A.ハインラインのSF小説で、1967年のヒューゴ賞長編小説部門を受賞しています。
私はだいぶ前に読んだ気もしますが、部屋にまだ文庫本があるので、それほど昔という訳でも無いようです。奥付を見ると「2010年3月15日発行、2015年11月15日5刷」とあるので、2015年に帰国が早い時期に読んだみたい、、、そう言えばそんな気がして来ました('◇')ゞ
ハインラインらしい読みやすい語り口(日本語訳しか読んでませんが('◇')ゞ)と破綻の無い明快なストーリー、そしてちょっぴり切なさを感じる結末。ヴェルヌやウェルズ程は古くないですが、古典的名作と呼んで良いと思いますね。誰にでもお薦め出来る1冊です。
ちなみに「ユージュアル・サスペクツ」や「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガーが監督として映画化が決まったという情報が2015年頃にあったようですが、、、その後映画が公開されたと言う話は聞いていません、、。何等かの理由で頓挫しているのでしょうか?
ちなみにちなみに「月は無慈悲な夜の女王」と言う曲があります。原題は「The Moon Is a Harsh Mistress」(小説の原題と同じ)で、こちらでApple Musicで検索すると出て来ます。歌っているのはジュディ・コリンズとかリンダ・ロンシュタット、ジョー・コッカー、グレン・キャンベル等で、要はカントリー系のスタンダード・ナンバー的な曲と言う位置づけ、、、。歌詞の内容は小説とは何ら関係無さそうですが、なかなか良い曲ではあります。
ちなみにちなみにちなみに「月は無慈悲な夜の女王」と言う邦題の方でApple Musicで検索しても複数の邦楽曲がヒットします。ちょっと聞いてみたら、こちらもどれも悪くない感じ(^▽^)/、、このタイトルはタイトルだけでも色んな人をインスパイアするのかも知れませんね。
で、必ずしもこの本を読んでいる時に聞いていた訳ではないので、基本的には全く関係が無いのですが、
Renaissanceの1972年のアルバム「Prologue」をご紹介。Renaissance自体は1969年に結成されたのですが、2枚アルバムを出した後ほぼメンバー総入れ替えで作ったのがこのアルバム。今に至るまでバンドのヴォーカリストとして活動しているアニー・ハズラムもこのアルバムから参加しています。
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Renaissanceを初めて聞いたのは、これは本当にだいぶ前。ラジオのプログレ特集を
エアチェックして(エアチェックなんて死後ですね('◇')ゞ)、
カセットテープ(('◇')ゞ!)に録音した中にアルバムの2曲目「Kiev」が入っていたので、これを気に入って聞いていました。このころからずっと私の中では「キエフ」なのですが、今は「キーウ」と呼ぶのが正しいのでしょうか('◇')ゞ
ちなみに私はベラルーシのミンスクには行った事があるのですが、残念ながらKievには行った事がありません、、、ちょっと脱線しました('◇')ゞ
この曲(Kiev)もそうですが、全体的に小説「月は無慈悲な夜の女王」の雰囲気に合っているような気がします。(完全に個人的感想です)
私はアルバムの中ではアニー・ハズラムの伸びやかな歌声とバックのピアノ演奏が印象的な3曲目の「Sounds of the Sea」と5曲目「Bound for Infinity」が特に気に入っていて、その後も何度かプレイリストに入れて聞いています。
やや古い感じもするサウンドですが、今やこちらも古典的名作と言えるアルバムと思いますので、良かったら聞いて見て下さい。
ちなみに私は古い方のジャケット・デザイン(今頃ジャケット何て言うか知りませんが)の方が好きです。階段見たいなのが虚空に描かれているようなやつです。
(↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ これですね。)
プレイリストのジャケット(女の人が寝そべってるの)は俗っぽくてあまり好きになれません。
ちなみにちなみに古い方のジャケットはヒプノシスというデザイン・アートグループが作ったもので、ヒプノシスはこの他にもピンクフロイドの「原子心母」や「狂気」、レッドツェッペリンの「聖なる館」等々数多くのレコードジャケットのデザインを手掛けています。
と、かなりオタッキーな話になったところで、今回も何時もの雄たけびで締めたいと思います。
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ではでは。