小下段からのチョイ突き

大上段に構えて書こうとしたら、ちっとも書けないので、ゆる~く書き始めました。

「スパイ小説の一部もハードボイルドだと思う」(・'v`・)と思いながら聞いているプレイリスト②

2023年6月30日

 

ジョン・ル・カレの遺作「シルバービュー荘にて」を読みました。

前作の「スパイは今も謀略の地に」がハードボイルド度90%だとしたら、こちらはハードボイルド度は20~30%くらいでしょうか?

そもそも主人公がスパイですらない、、、、、('◇')ゞ

ですが小説としてはとても良く出来ています。

 

シルバービュー荘にて

 

ル・カレは1950年代~1960年代初頭までイギリスの情報部で実際に勤務していたらしい。で、1963年にソ連の二重スパイだと発覚したキム・フィルビーがモスクワに亡命後ソ連当局にバラした英情報部員の名前の中にル・カレの名前も含まれていた為、それ以上情報部員としては活動出来なくなったのだ、、と言われています、、、(-_-)ウーム

 

「シルバービュー荘にて」のあとがきは、ル・カレの末息子で小説家であるニック・ハーカウェイ(本名:ニック・コーンウェル)が書いています。彼によるとこの小説は実はル・カレが亡くなるずっと前に書かれて、その後本人により何度となく手が加えられて来たが、ル・カレの存命中には発表される事がなかった。そして父親からは未完成の原稿があれば完成させて欲しいと言われていたが、この原稿に息子は殆ど手を加えるところが無く、ほぼそのままの形で出版されたのだと。

またル・カレは長年自分がスパイであった事は認めず、自分の書くものは「現実ではなく作りごとに過ぎない」として、情報部員時代の秘密や事実には小説を書く上でも全く触れなかったようです。ですので、ル・カレがこの小説を長年世に出さなかったのだとすると、それはひょっとしたら、この小説の内容のどこかがル・カレの情報部員時代の実際の経験に基づいているからなのかも知れません、、、。

等と考えると、ル・カレの生きざまそのものが「ハードボイルド」な感じがして来ますね。

 

この小説を読みながら聴いていたプレイリストです↓ ↓ ↓

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全体的に小説の雰囲気にあった曲が多目と思いますので、興味があったら小説と一緒にでも、単独にでも良いので聞いてみて下さい。

 

ではお約束の雄たけびで締めます。

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