小下段からのチョイ突き

大上段に構えて書こうとしたら、ちっとも書けないので、ゆる~く書き始めました。

TSUTAUYA店舗でDVDを借りる時代は過去に(その29)~「ナンセンスなセンス」が光るホラー・コメディ映画3選 (・∀・)イ

ホラー・コメディというジャンルが以前は確かにあったように思いますが、最近はあまり見かけないような気がします。

このジャンルは怖いけど笑える、笑えるけど怖い、なので最近の映画のようにCGを駆使してリアリティを追求してはダメなんです。昔ながらの特殊メイクや特殊撮影やらを駆使して、すごく本物っぽいけどやっぱり作り物、と言う線が良いのです。なので作る方は手間が掛かるんでしょうね、、、。ついでに言うとハリウッドの特殊メイクの技術が廃れないように、これはもう伝統芸能として保護育成していって欲しいと思います、、と誰に意見しているのか自分でも分かりませんが、、、('◇')ゞ

さて。先日、神戸の街を歩いた後に映画館で「ビートルジュースビートルジュース」を観ました。前作は1988年だから何と36年ぶりの新作、、、と言うことで、今回は

「ナンセンスなセンス」が光るホラー・コメディ映画3選 

です。

今回もストーリーとかはネタバレになるので極力書きません。

順位は唯我独尊で勝手に決めました、、、。

 

第三位:アダムスファミリー1,2 (1991年/1993年)

もともとは漫画で、昔からドラマとかも作られているし、近年はCGアニメも作られています、、、でもやっぱりアダムスファミリーと言えばこのキャストの分が最高と思う。

ゴメス役のラウル・ジュリアとモーティシア役のアンジェリカ・ヒューストン。フェスタ―役はクリストファー・ロイドなんですね。そしてウェンズデー役のクリスティーナ・リッチ、、、、全員、そこにいるだけで面白い、、、こんな家族、ここまで極端なのは居ないでしょうが、実際にはある程度似たような家族もいるような気が、、、、、実は私の実家もちょっと似たような、、、('◇')ゞ('◇')ゞ('◇')ゞ('◇')ゞ

アダムスファミリー2の方ではファミリーメンバー以上にジョーン・キューザックが演じる家政婦役の方が目立ってましたがね、、('◇')ゞ

気持ち悪いと気持ちいいの絶妙なバランスというか、全うじゃあ面白く無いよね、と言う全うじゃない路線では最高でしょう。

 

The Addams Family | Rotten Tomatoes

アダムス・ファミリー2の作品情報・あらすじ・キャスト - ぴあ映画

 

第二位:永久に美しく (1992年)

監督はバック・トゥ・ザ・フューチャー等でお馴染みのロバート・ゼメキスです。これをコメディ・ホラーに区分け出来るかどうかは異論もあるかも知れませんが、実際はちょっと怖かったりする、、、。やっぱり一番怖いのは人間ですからね、、、そして特に女性、、、、(;´Д`)

メリル・ストリープゴールディ・ホーンブルース・ウィルスと豪華俳優陣が熱演しています。メリル・ストリープって真面目くさった役が多いようなイメージですが、こんな役もやっています、、、で、ゴールディ・ホーンですが、暗いところで見ると目がマジで怖い、、、(;´Д`)(;´Д`)、、、秘薬を売っている女役はイザベラ・ロッセリーニが演じています。イザベラはイングリッド・バーグマンの娘なんですね。そういえばバーグマンの面影があるような、、、セリフの中にはグレタ・ガルボの有名な言葉も出て来たりします、、秘薬を飲んで永遠の命を得た有名人は、死んだことにするなどして、いずれかの段階で人前に姿を見せなくなるようにするよう命じられています。そんな人達のパーティが開かれるシーンがあり、アンディ・ウォーホールマリリン・モンロー(?)や、エルビス・プレスリーが居たりします( ´艸`)

今で言えば「不適切な」、だけど今見ても面白いお薦め映画です。

 

映画 永遠(とわ)に美しく… - allcinema

 

第一位:ビートルジュースビートルジュースビートルジュース(1988年/2024年)

 

昔、第一作を観た時にはぶっ飛びました、、。36年の時を経て続編が、しかもオリジナルキャストがメインで、と言うので早速観映画館に行きました、、、平日ということもあってか、劇場の席はスカスカでしたが、、、(;´Д`)

第一作を観た事が無い人に続編の方がどれだけ楽しめるのかは分かりません、、、多分半分も楽しめないでしょうね、、、そもそもあの顔の小っちゃい連中がどうしてあんな姿になったのかもよく分からないかも、ですし、、、ですが、私はもちろん十二分に楽しめました。

まあ、恐らく殆どCGを使っていない(サンドワームもCGと言うよりや昔の特撮と言う感じ)ところが先ず良い。俳優もビートルジュースマイケル・キートン、リディアはウィノナ・ライダー、デリアもキャサリン・オハラと、主要な役は同じ俳優が演じています。映画の中でも35年後という設定なので、ウィノナ・ライダーは歳とったなあ、、、仕方が無いか、、、時間が経ったら誰でも歳をとるのだから。ドナ・サマーが歌ってヒットした「マッカーサーパーク」が印象的に使われている。確かにこの曲、ホラーコメディー的な要素がありますよね。他に「マルガリータビル」とか懐かしい曲が使われていたりします、、、やっぱりオジサン世代狙いの映画なのか、、、。なんか終わり方は更に続編作るぞ、と言う意気込みも感じましが、どうなるんでしょうね?

兎も角ティム・バートンが作りたいように作ったという感じ。このナンセンスなセンスが良い、と思います。

 

ビートルジュースの作品情報・あらすじ・キャスト - ぴあ映画

ビートルジュース ビートルジュース - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

 

順位自体は出来レースっぽくて申し訳ありませんが、まあ、私の好みですし、皆さんにとってはどっちでもいい話ですよね、、、('◇')ゞ

36年ぶりに続編を作ったティム・バートン監督に敬意を表して、と言うのと、これを機会にこの手の映画が他にももっと作られたらよいのにな、、と思うので、、まあそれでも昨今ポリコレがうるさく言われる中では、こういう「不適切な」映画はあまり作られないかも、とは思いますが、、(;´Д`)

 

ではでは。

 

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