小下段からのチョイ突き

大上段に構えて書こうとしたら、ちっとも書けないので、ゆる~く書き始めました。

マンションを売る(その3)、、、中古マンションの相場は何故上昇しているのか?

2024年2月26日

 

今回は事前調査編です。

言うまでも無く、高い買い物、売り物は事前準備・事前調査が大事です。特にマンションの売却を考えている場合は、自分の売ろうとしている物件の相場と言うものを知る事が重要。私の場合には日本に帰国して以降、いつかはマンションは売らなければならないだろうと思っていたので、何度か不動産業者にもコンタクトしていました。

不動産会社も1社に絞らず、都度何社かコンタクトをするようにしていたのですが、たまたま同じ不動産会社からの返答が残っていました。

2015年段階…2,380万円~2,680万円が目安

2017年段階…3,000万円前後が相場

2021年段階…2,980万円~3,080万円が目安

2023年段階…3,459万円~3,632万円が相場

これらは同時期に問い合わせた他の不動産会社の返答ともほぼ合致していました。

2017年と2021年では殆ど相場は変わっていない感じですが、2021年は丁度コロナ真っ盛りの時期でしたので、その影響もあると思われます。で、その後2023年にかけて相場は上昇し、

2015年と比較すると概ね35%、約1,000万円程度上がった形

私がマンションを買った時の価格が約4,000万円なので、

購入時の9割程度の価格で売れる可能性がある( ゚Д゚)、、、、て訳ですね。築24年立った段階で、です、、、これは驚きです。

 

何故、中古マンションの相場がこんなにも上がっているのか、については、不動産業者の説明によると、先ずは新築マンションの価格が高くなり過ぎている、と言う事があるようです。資材の高騰、建築工事費の高騰等により、首都圏の新築マンションは普通のサラリーマンには、もうなかなか手が出せないレベルまで高騰しているらしい、、、。一方マンションを造る方も出来るだけコストを抑える意味で、新築マンションは間取りがだいぶ狭くなっているみたいです。私のマンション(約25坪=約82m2)は3LDKですが、同じ広さでも今は4LDKを押し込むらしいです。なので見た目狭く感じてしまう。その他細かいところもコストダウンの為にやや安っぽく見えてしまうという事もあるみたいです。これらが中古マンションが人気の理由となっていますが、中古マンションもこれだけ値上がりすると、なかなか売れないので、相場が上がった状態のまま売れ残った中古マンションの市場在庫がどんどん増えて行っている、、、と言うのが現状。やっぱり今が天井と言う感じではないかと思います。

さて、これだけ相場が上がると、売却した時に利益が出てしまって、逆に所得税とかを納めなければならなくなるのではないか、と心配になります。この点についても事前にちょっと調べましたが、こちらは次回にでも、ということで今回はこの辺りで、、、

 

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