今回は火星を舞台にした映画です。
火星と言えば生命が存在するのではないか、そうでなくても生命の痕跡を発見出来るのではないかと期待されています。また仮に火星で見つからなくても、最近の宇宙探査・宇宙開発は日進月歩ですので、そう遠く無い将来、人類は地球外生命体もしくはその痕跡を発見出来るのではないか、等と思ったりします。もう一つ火星を人類が住めるように改造しようと言う話もあります。実際に2021年にNASAの火星探査機「パーサビアランス」を使って火星の大気の95%を占める二酸化炭素から酸素を生成することに成功していますので、人類が火星に植民する事が出来るようになるのではないか、と言うSFみたいな話もだいぶ先の話とは言え、現実味を帯びて来ているように思います。どちらも出来れば私が生きている間に実現して欲しいものです。
本題に行きます。
今回もストーリーとかはネタバレになるので書きません。
順位は唯我独尊で勝手に決めました、、、。
第三位:レッドプラネット (2000年)
氷がある火星の極地に藻を送り込んで酸素を生み出す計画、と言うのはなかなか面白い発想だと思います。ロボットやら虫やら結構いろいろ出て来て、いろいろな事が起きて飽きずに最後まで観れます。船長役のキャリー・アン・モス(マトリックスにトリニティ役で出ていた女優さん)が魅力的ですね。ちなみにボーマン船長と言う名前は「2001年宇宙の旅」と同じですね('◇')ゞ 主演はヴァル・キルマーです。ヴァル・キルマーも良い役者さんですが、私は最初に観た「ガープの世界」の間男役のイメージが強すぎて、いつも感情移入が中途半端に出来ない役者さんです('◇')ゞ、、、なので3位に甘んじてもらいました。
第ニ位:オデッセイ (2015年)
いろいろな意味で“レッドプラネット”と内容が似ている。レッドプラネットは2000年公開でオデッセイは2015年公開だから、真似しているとすればオデッセイの方だが、オデッセイは アンディ・ウィアーの“火星の人”という小説が原作としてあるから、そちらを忠実に再現しているのならレッドプラネットの真似をしたという事ではないのかも知れない。(但し火星の人が出版されたのは2011年なのでレッドプラネット公開よりずっと後と言うことになる)。いずれにしても女性の船長の元に火星に取り残された隊員が戻るという場面はそっくりでパクリとしか思えない。(ちなみにこちらの船長さんはジェスカ・チャスティンです。)主演はマット・デイモンです。
ところでレッドプラネットの中の隊員同士の諍いで一人が火星のがけから落ちて死ぬという場面については「インターステラ」の中にも同じような場面があり、ハリウッドではこの手のパクリは日常茶飯事でさほど問題にされないのか、とも思ってしまう。(まさか所謂オマージュではないだろう)
第一位:ミッション・トゥ・マーズ (2000年)
監督はブライアン・デ・パルマ。良く出来た映画だと思う。宇宙船のシーン、特に宇宙塵による事故のシーンとかは非常にリアル。ゲイリー・シニーズ、ティム・ロビンス、コニー・ニールセンが非常にいい演技をしていて、感情移入出来ます。途中のウディ(ティム・ロビンス)とテリー(コニー・ニールセン)が無重力の中踊るシーンで流れているのはヴァン・ヘイレンの“Dance the Night Away”。このシーンがあるからますます切なくなる。最後の謎解きのシーンはSFっぽい、というか学習用ビデオみたいで、やや賛否別れるところでしょうね。23年前ということを考えればCGはかなり頑張った方と言えるでしょうが。火星の「顔」は単なる浸食された丘であるというニュースが最近ありましたが、まあ、そりゃそうでしょう。でも火星に文明があったという説はまだ捨てきれないですよね('◇')ゞ
ネタバレ無しと書きましたが、一部ネタバレになってしまったかも、、、('◇')ゞ、、、まあ良いことにしましょう。
ではでは。
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