私は残念ながらオリンピックは現場で観たことはありません、、、(´・_・`)、、、でも実は2020年の東京オリンピックでは、抽選で男子サッカーの決勝と男子テニスシングルスの決勝のチケットが当たっていたのです、、、、、、、でも、コロナのせいで、、、、行けませんでした、、、行ったって無観客でしたしね、、、仕方がないです。
ところでTVで観戦していても、私が応援していると負けてしまう、ということが多いのです、、、(;´Д`)、、、今まさにやっているパリオリンピックでも、そのジンクスが出始めていたので、本当に日本に勝ってほしい試合は恐る恐る観ています、、、。だいたい私が観ていない時の方が良い結果が出ます。
と言うことで、今回は夏季オリンピックを扱った映画3選です。
今回もストーリーとかはネタバレになるので書きません。
順位は唯我独尊で勝手に決めました、、、。
第三位:不屈の男 アンブロークン (2014年)
実話に基づいた映画です。1936年のベルリンオリンピックの5000m競走で8位入賞したルイ・ザンペリーニの話、ですが、これはオリンピック映画というよりは戦争映画ですね。
アンジェリーナ・ジョリーが製作・監督をしています。彼女はこういう人間ドラマを作らせたら上手いですね、、、あまり派手さは無いが、良い映画です、、、(^▽^)v
捕虜収容所の所長、、、どこかで見た顔だなあ、と思ったらギタリストのMIYABIが演じています。実際にはUNHCRの親善大使をやったりとか、すごくイイやつ、と言う風に思っていますが、無茶苦茶ムカつく野郎を非常に上手く演じています。反日感情を煽る映画だとか言うことで、東宝が公開を見送った経緯がありますが、特に反日映画だとは思いません。(まあ、全般的に良くは描かれていませんが、、、)。最後にザンペリーニが長野オリンピックで聖火ランナーとして走っていたりしますしね。
第二位:フォックスキャッチャー (2014年)
これも実話に基づいた映画です、、、ですが、うーん。重い、、、。1988年のソウルオリンピックと、その後1996年に発生したアメリカの元レスリング選手射殺事件を題材にしています、、、。アスリートたちが夢と情熱を掛けて戦っているオリンピックの最中に観るのもどうかと思う作品ですが、映画としては非常に良い映画です。ジョン・デュポン役のスティーブ・カレルの気持ち悪さや、マーク役のチャニング・テイタムの粗野だがナイーブな男を演じた演技、そして兄のデイヴィッド役のマーク・ラファロの演技、どれをとっても一級品です。アカデミー賞5部門にノミネートされたのに一つも受賞出来なかったのが不思議なくらい。
実話に基づいた話という事ですが、実際には事実と大きく異なるようで、その辺りはかなり割り引いて見る必要はありそうです。
第一位:炎のランナー (1981年)
これももちろん実話に基づいた映画です。私は昔、学生時代に映画館で観ました。多分ヴァンゲリスのテーマ曲が好きだったからでしょう、、、。で、当時は割と淡々と描かれたドキュメンタリーみたいな映画だな、みたいに思っていましたが、今回久しぶりにAmazon Primeで観て、そうか、こんな話だったんだな、と改めて思いました。19世紀末を色濃く残すイギリス。第一次大戦の傷跡から癒されつつある世界、、、、舞台は1924年のパリ・オリンピック、、、
丁度今から100年前です。アマチュアリズムがまだ色濃く残っていた時代です。古き良き時代、という風にも感じます。現在はオリンピックも大きく変わりましたが、アスリートの情熱と献身は当時と変わりませんね。自分自身に勝つために走るエイブラハムと神を讃えるために走るリデル。
ヴァンゲリスの音楽は素晴らしく映画を引き立てていると思います。
やっぱりこの映画が一位でしょう。
ところで映画の最期で聖歌隊が歌っている歌は「エルサレム」として知られている歌ですが(エマーソン・レイク・アンド・パーマーの曲で私も知っていました('◇')ゞ、映画の原題”Chariots of Fire”と言うのはこの歌の中の歌詞から取られているそうです。
今回の3選の内、二つはオリンピックそのものを描いたものとは違いますね。やっぱりオリンピックそのものが既に感動のドラマな訳で、しかも事実な訳ですから、それを超えるような映画を作ることは難しいのでしょう。
最後に一言付け加えるならば、メダルは取れなくても、アスリート達の努力や頑張りは1ミリたりとも減じないと思います、、、オリンピックってそういうものですよね!
ではでは。
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