この短編は実は非常に短い短編です。ページにしてわずか4ページ。ショートショートと呼んだ方が良いかも知れません。1953年に「ホームズとワトソンの冒険における典型的なオープニング」コンテストというのが行われ、その入賞作品として発表されたものだそうです。で、そのオープニングの中でワトソンは犯罪者の名前をいくつか挙げています。
バート・スティーヴンズ・・・正典の「ノーウッドの建築業者」の中で外見はおとなしそうだが実際は凶悪な殺人犯として言及されている
メリデュー・・・正典の「空き家の冒険」でホームズの備忘録の「M」の項に乗っている「思い出しても胸が悪くなる」犯罪者
ウッドハウス・・・正典の「ブルース・パーティントン設計書」で、ホームズの命を付け狙いそうな人物として言及されている。
ヘンリー・ストーントン・・・正典の「スリー・クォーターの失踪」でホームズの備忘録の「S」に乗っている「ホームズの活躍で縛り首になった」犯罪者
と、全部語られざる事件の犯人、と言う位置づけです。
ちなみに私のブログに登場した事があるのは最後のヘンリー・ストーントンだけですね、、、('◇')ゞ
で、こういったオープニング・トークの後、いよいよコンク・シングルトンが文書偽造事件の相談に依頼者として登場します、、、で、何とそこでこの短編は終了、、、!
肩透かしをくらった感じ、、、この後どういう事件の展開となるのかは全く分かりません、、、('◇')ゞ('◇')ゞ

1.この短編は「シャーロック・ホームズの栄冠」に収録されています。作者はギャヴィン・ブレンドと言う英国の有名なシャーロキアンだそうです。
2.時期:不明。但し正典の「六つのナポレオン」の最後の部分で、ホームズはワトソンにこのコンク・シングルトンの文書偽造事件に関する書類を取り出すように依頼しているので、そのままの流れで、この事件に取り組んだ、と考えるのが自然な気がします。「六つのナポレオン」は一般的に1900年の6月~7月に起きたとされているので、この事件も同様に1900年6~7月の事件と考えて良いと思います。
3.モチーフとなっている「語られざる事件」、、上述の通り「六つのナポレオン」の中で言及される「コンク・シングルトン文書偽造事件」です。
今回は珍しく冒頭からネタバレで書いてしまいましたが、ご容赦下さい。
では、こちらはいつも通りオマケですが、1曲ご紹介。
今回はレニー・クラヴィッツの「自由への疾走」(原題:Are You Gonna Go My way)です。
この曲も超有名ですね、、、と言うか仮に曲名とか知らなかったとしても皆さんどこかで一度は耳にしたことがあるハズ。と言うのも過去から沢山のテレビCMで使われているのですね。代表的なところで
アサヒ・ウィルキンソン・タンサン・・・今も「ライチトニック」で使われている
スズキ・アルトワークス
日産・ウィングロード
といったところ、、、他にもあるかも知れません。ギターのフレーズが耳に残りますよね、、、で、トム・ジョーンズがアルバム「Reload」の中でカバーしていますが、私はこちらのバージョンもノリノリでかなり好きです(⌒∇⌒)
ではでは。
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