JRのウェブサイトで、前回の謎について質問をしていたのですが、その返答が来ました!(^▽^)/
先ずはちょっと長くなりますが、質問とそれに対する返答を載せます。
質問:
前から不思議に思っていた事をお尋ねします。23年4月の改正前、通常の京都-三ノ宮間の料金は、1100円
私がJRの運賃設定の仕組みを知らないだけかも知れませんが、ど
JRからの返答
(略)
日ごろよりJR京都線、JR神戸線をご利用いただき、誠にありが
JRの運賃は、営業キロが11~50kmまでは5kmごと、
51~100kmまでは10kmごとというように幅を持たせて区
運賃計算にはその区分の中間の営業キロを用いて計算します。
そのため、ご利用区間の営業キロや運賃の刻み幅によって、
分割してご購入いただいた場合に、
運賃が高くなったり安くなったりする場合がございます。
また、JRの運賃には、ご利用いただく乗車区間によって
賃率の異なる運賃を適用することがございます。
関西圏では「大阪環状線内」、三ノ宮-明石間などの「電車特定区
ご利用いただく場合には安い賃率が適用されます。
このため、この区間を超えてご利用になる場合には、
分割してご購入いただいた場合に
運賃が高くなったり安くなったりする場合がございます。
さらに、京都-三ノ宮間など、京阪神地区の一部の区間においては
私鉄との競合などの輸送市場の動向の観点から、
安価な特定運賃を設定しております。
このため、この区間を含んだ区間をご利用になる場合には、
分割してご購入いただいた場合に
運賃が高くなったり安くなったりする場合がございます。
なお、きっぷは、出発駅から目的駅までを通しでお買い求めいただ
原則としていることや、全ての駅間で最適な分割駅を把握すること
また分割されたきっぷは払いもどしや輸送障害時の取扱いの際に
お客様に不利な取扱いが生じる場合がございます。
このため、弊社からお客様に、区間の分割をご提案することはいた
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
(略)
西日本旅客鉄道株式会社
CS推進部 JR西日本お客様センター
まずは一読しての印象、、、さっぱり分からない(;´Д`)
私の読解力が足りないのか、、、、、、、、それでも足りない読解力を何とか駆使して分析・理解してみようと思います。
先ずは「営業キロ」と言う言葉、、、。聞き慣れない言葉ですが、これは少し調べれば「鉄道路線と区間に応じて割り当てられた距離」と言う事で、実際の距離とは別に運賃計算等の為に鉄道会社が設定する駅間の距離、と言う事のようです。ここまでは、まあ良いですね。ところがその次の文章の意味がいきなり分からない。
「その区分の中間の営業キロを用いて計算します」とはどういう意味でしょうか?
営業キロ毎の運賃表はJRでは下記のように設定されているようです(2023年4月に運賃改定があったので、その前は、と言う事ですね)
特定区間の営業キロは乗換案内で表示される「距離」で殆どの場合正しいようです。
京都‐明石間は、95.3㎞と表示されています。
なるほど、特定区間である大阪では1,610円となっていますね。
京都‐三宮間は、73.4㎞、、、、ん?上記表から言えば、1270円のハズですが実際には61~70㎞相当の1,100円、、、。
三ノ宮‐明石間は」、21.9㎞、、、なので上記表上も実際も400円。
従って、要は京都‐大阪間については「特定区間」としての割安な料金より更に値引きがされている、と言う事になりますね、、。でも、京都‐明石間を通しで乗ると、この更なる値引きが適用されず、通常の特定区間料金に戻ってしまう、と言う事か、、、。
「その区分の中間の営業キロを用いて計算します」等と分かり難い日本語を使うから、ちょっと混乱してしましましたが、こうして確認して見ると、その下に説明されている事そのまま、と言う事になりそうです。これで一応、分析・理解は出来ました(^▽^)v
それにしても説明文の中に3回も同じフレーズが出てきますね、、、、、、、、、、、まるで歌詞みたい(;'∀')
♬分割してご購入いただいた場合に、運賃が高くなったり安くなったりする場合がございます~♬
(あなただったら、どんなメロディーをつけて歌いますか?)
残るのは最後の赤文字部分、、、。
「弊社からお客様に、区間の分割をご提案することはいた
それは、そうなんでしょうが、、、。通常ある区間を乗車するのに途中駅で降りて改札を出て、再度乗りなおしたらトータルの運賃は上がるでしょ。山の手線で東京から渋谷に行くのは208円ですが、途中で品川で一旦下車して乗りなおしたら、178円x2=356円かかる。通常の切符は途中下車出来ない設定だから、まあ、常識ですよね。
ですが、京都‐明石みたいに
途中下車した方が安くなる、と言うのは常識に反する。
まあ、
途中下車しなければその分早く目的地に着く
と言うメリットはあります。
でも、別にそこまで急いでいない人の場合には、知らずに110円損している、と言う事が起きているハズです、、、、、当方もつい先日までは気が付かなかった、、、まあ、京都‐三宮間は阪急使ってよりコストダウン図っていますが、、、(;'∀')
それにある意味これって、いかに相互乗り入れや提携が進んでも私鉄がマネ出来ないような長距離区間の路線を有するJRが、その
優先的地位を用いて運賃を釣り上げている
って事になりませんかね、、、。
別にJR西日本にケンカを売るつもりはありませんが、折角返答もらったので以下提言しておこうかな。
1)区間を分割して乗る事を提案・推奨しないのは良いが、分割せずに通しで乗った場合には、分割して乗った場合より運賃が高くなることを利用者にわかるように明示するべきではないか。(そうしたら急ぐ人、急がない人で選択する事が出来る)
2)以前は区間通しで乗っても、回数券を利用すれば割安で乗れるという選択肢があったが、今は回数券が廃止されて、それも使えない。いちいち途中下車する労力と無駄を利用者に押し付けるよりは、回数券のような割引チケットを利用するという選択肢を与えた方がより良いのではないか。
今度は返答来ないかな、、、。
みなさん、どう思います?
長々とした文章、最後までお付き合い頂き、ありがとうございましたm(_ _ )m
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