2023年3月20日
今日は月曜日ですが、明日が祝日なので会社は有給奨励日。なので私も休みで京都に居ます。家族は皆それぞれ用事があって外出。いい天気なので私も散歩に出ました。
京大の北部構内を抜けて、百万遍~出町柳に出て、鴨川沿いを三条まで歩くというのが、私のいつもの散歩道です。
今日は部下三人が在宅勤務を申請していたなー。でも在宅勤務開始のメールを入れて来たのは一人だけ。残り二人は本当に在宅勤務しているのか、後で再確認せな、あかんなー(普段はこういうところはあまり厳しくチェックはしないのですが、流石にスルーするのもどうか)等とつらつら思いながら、鴨川べりを歩きます。
で、三条京阪のブックオフで古本を探します。先週も同じルートで散歩しましたのですが、ブックオフでは目当ての本は見つからず。少し歩いて丸善まで行きました。丸善では新しく出版された本(新刊本じゃなくて文庫本)が並べてあるので、結局そちらの方が面白そうで惹かれて買ってしまう、と言うのが良くあるパターン。
中々本にかけるお金は節約出来ません('◇')ゞ
先週は、冬木糸一さんのブログでも紹介されていたN.K.ジェミシンの「第五の季節」とジョン・ル・カレの遺作「スパイは今も謀略の地に」を買ってしまいました。前者は「三部作が三年連続ヒューゴー賞受賞」で、「『三体』に並ぶ話題作中の話題作」と言う事なので期待満々だが、結局懐かしいのでル・カレの方を先に読む事にしました。(没後に最新作が出版されたので、正確には遺作じゃないけど、、それは兎も角)
スパイ小説もハードボイルドの一部だよな~♪(⌒∇⌒)
このテーマでブログ書こうかな、、、でもなかなか多分書けないだろうな、、、と思いながら楽しく読んでます。
今日は少し用事があるので四条河原町まで歩いて行きました。
と言う事で折角なので
今回は三条京阪から四条河原町までの間にある幕末の史跡をご紹介。
鴨川に掛かる三条大橋は比較的有名ですが、すぐ隣を流れる高瀬川には三条小橋と言う橋が架かっています。そのたもとにあるのが、佐久間象山と大村益次郎が暗殺された場所。二人合わせて「遭難之碑」がひっそりと建っています。ですが、佐久間象山は元治元年(1864年)に暗殺されたのに対し、大村益次郎が襲われたのは明治2年(1869年)なので、一緒に殺された訳ではありません。また大村益次郎の方は襲撃された後しばらくは生きていたのですが、襲われた時の傷が原因で約2か月後に亡くなります。
続いて三条小橋から河原町通り方面にほんの数十メートルのところに有名な池田屋騒動の池田屋跡地があります。ここは今は和食レストランになっていますが、石碑と共に池田屋騒動に関して説明した看板があります。下の写真は帰り道で撮ったのですが、着物を着た若いカップルがこの看板の前で、騒動で暗殺された人々の名前を指さしながら、ずいぶんと長い事話込んでいました。お二人共よっぽど歴史オタクなんでしょうね。
この為、暫く写真が撮れず、その間にブックオフまで行って戻って来て漸く写真が撮れました。でもお陰で先週ブックオフでも丸善でも見つけられなかったF.V.シーラッハの「犯罪」を見つけて買う事が出来ました。
本って、意外と見つけた時に買わないとすぐに無くなってしまったりするんですよね('◇')ゞ
最後は河原町三条のかっぱ寿司の前にある、坂本竜馬と中岡慎太郎の遭難之碑。有名な話だから知っている人も多いでしょうが、この二人は慶長3年(1867年)に近江屋と言う醤油屋の邸宅で一緒に襲われて亡くなりました。
どれも陰惨な暗殺の現場です。石碑を前に物騒だった幕末の京都に思いを馳せる、、、と言いたいところですが、いずれも繁華街の中にあり、上述の歴史オタクカップルは特別で、普通は殆どの人が完全無視して目の前を通り過ぎるので、なかなかそういう感慨に浸る事は出来ません(;´Д`)
ただ、午前中であれば三条小橋から高瀬川を眺めて、せせらぎに少し落ち着く事は出来ます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 行かなくても感じられるよう動画をアップしています。
また、もし興味のある人がいらっしゃったら、下記に地図を貼り付けたので、是非行って見て下さい。500mくらいの距離の間に三つともあるのですぐに見て回れますし。
ちなみにいつもの京大~鴨川べり~三条京阪の散歩ルートは片道8,000歩くらいです。
今日は、往復+結構ウロウロ歩いたので20,000歩以上歩きました、、、。ちょっと疲れました。(;´Д`)
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